なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ほんのり輝くニシキギの芽吹き

 

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ぼかし無し

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ぼかし無し


上の写真はコンパクトデジカメ
Panasonic FZH1 (光学20倍(24mm-480mmLEICA DC VARIO-ELMARITレンズ)で手持ち撮影しました。

 

朝夕に雫のふとるこのめ哉 千代女

 朝と夕方に、(付いた)雫がふくらんでゆく木の芽です!

 

ニシキギの新芽もほんのり春めいてきました。

このカメラのイフェクト機能の「ぼかし」を使ってほんのり感を表現してみました。

下の2枚は比較のためぼかしの効果機能を使いませんでした。

新芽の成長は、とても速く、自然の力強いエネルギーを感じます。

1枚目の写真は、午前中に撮影し、下の写真は、午後に撮影しました、午後の写真では、新芽が新緑の葉に成長しています。

植物は、日々、成長していますが、私たらは、日々、成長できるものなのでしょうか?かなり疑問ですね‼️

植物に負けないようになりたいものです。

 

今日の山吹の花

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上の写真はコンパクトデジカメPanasonic FZH1 (光学20倍(24mm-480mmLEICA DC VARIO-ELMARITレンズ)で手持ち撮影しました。

 

ほろほろと山吹散るか滝の音 芭蕉 「笈の小文

 

山吹の花はまだ元気に咲いています。

 

喫茶去 

朝比奈のベートーヴェン交響曲全集より英雄を聴く

 

ベートーヴェン交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』

 新日本フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈 隆(指揮)

 録音時期:1997年9月25日
 録音場所:東京、サントリーホール


フォンテック創業20周年記念でリリースされた全集でSACDハイブリッド盤で再発される前のオリジナルの豪華な全集が物置の整理中に出て来ました。
大阪フィル以外のオーケストラとの唯一の全集盤です。

悠揚迫らざるテンポ感と巨大なスケール。朝比奈の真骨頂がここにあるようです。

その中より特に名演の評価の高い英雄交響曲を聴いてみました。

さすがに雄大な演奏で、最近のスリムな演奏とは異なる異次元の演奏です。

古き良き時代の素敵なライヴ演奏でした。

春のアオジと紫陽花の若葉

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上の写真はコンパクトデジカメPanasonic FZH1 (光学20倍(24mm-480mm)LEICADC VARIO-ELMARITレンズ)で手持ち撮影しました。

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 上の写真は、 パナソニック。コンパクト デジカメ LUMIX DMC-LX2 レンズ LEICA DC VARIO-ELMARIT光学4倍ズーム / f=6.3-25.2mm (35mm判換算: 28mm〜112mm(16:9時))/ F2.8-4.9付きで手もち撮影しました。

 

アオジの写真は、昨年の3月末、私が、心不全で入院する直前に撮影しした写真です。

すぐに緊急入院したため、SDカードを消去しないで放置していました。

いま、物置の整理中に、このSDカードをみつけました。

 

拙い写真ですが。弱った体力で撮影した「戒めの写真」なので1年後のいま、再掲載することにしました。

このブログの昨年の3月30日に「手賀沼付近のアオジです。遊歩道も若葉が出始めました。」との文面で掲載しています。

その後、昨年の4月末までブログ掲載をお休みしてしました。1年後ようやく回復基調になってきています。少しづつブログ掲載できるようになりました。

 

下の写真の紫陽花(あじさい)は、今朝、撮影した我が家の花壇の紫陽花です。

6月には花が咲いていることでしょう。

 

喫茶去 ギレリス、ザンデルリンクの皇帝を聴く

 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ... 演奏: ギレリス( エミール), チェコ・フィルハーモニー管弦楽団; 指揮: ザンデルリンク(クルト)

録音】
1958年11月19、21日 プラハ(ライヴ)
モノラル

 

 物置の整理していたら、ギレリスのベートーヴェンのピアノ協奏曲全集がでてきました。早速、皇帝を聴いてみました。

この演奏した当時、ギレリスは42歳で鋼鉄のタッチの噂どおりの力強くスリリングな演奏です。

彼の晩年の慈しみ深いベートーヴェンの初期ピアノ・ソナタ(特に選帝侯ソナタ)とは別人のように若々しい演奏です。

ザンデルリンクのサポートも力強くチェコ・フィルも見事な演奏です。

今日も清々しい1日となりそうです。

今咲いている春の花々

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パナソニック UMIX DMC-FZ150(レンズLEICA DC VARIO-ELMARIT光学24倍ズーム f=4.5-108mm (35mm 判換算: 25-600mm)/ F2.8-5.2
光学式手ブレ補正機構内蔵)で手持ち撮影しました。

ストック、ガザニア、パンジーの花ばなでしょうか?

我が家の花壇の花ばなです。

 

 「花の色は移りにけりないたづらにわが身(み)世(よ)にふるながめせし間(ま)に」

 

 古今集 春下・小野小町(をののこまち)

 

 

桜の花の色は、すっかりあせてしまったことよ。私がむなしくこの世に時を過ごし、物思いにふけっていた間に、降り続く長雨に打たれて。  私の美しい姿形もおとろえてしまったよ。むなしく時を過ごし、物思いにふけっている間に。

古ると降る、眺めと長雨が掛詞(かけことば)になっています。

8年前のコンデジFZ150で撮ったニシキギ

 

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 2011年9月発売のパナソニック UMIX DMC-FZ150(レンズLEICA DC VARIO-ELMARIT光学24倍ズーム f=4.5-108mm (35mm 判換算: 25-600mm)/ F2.8-5.2
光学式手ブレ補正機構内蔵)で手持ち撮影しました。

 

このカメラは、早8年も経たネオ一眼の分野では、平均的なスペックの平凡なカメラですが、撮像素子が小さくコンパクトでとても使いやすいカメラです。

 

最近、物置の整理中にでてきたので、どんなものかと使ってみました。

 

まあいまでもお手軽に使えそうなカメラのようです。

イカの自然な描写でいい感じに撮影できました。

ブログのサイズでは、昨日、撮影した写真との差は、ほとんど感じません。

私は、このカメラで、鳥を撮影することは、考えていなかったのですが、このカメラは、連写の速さは、速く秒12コマで撮影できるようです。

ファインダーが、もう少しよく見えれば飛んでいく鳥を撮影する気になるのですが・・・

キヤノン一眼レフEOS Kiss X7で撮影した芽吹きのニシキギ

 

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キヤノン一眼レフEOS Kiss X7に シグマ レンズ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMを装着し300mmの望遠側で手持ち撮影しました。

 

コンデジ ソニーXR100の画像と比較のため撮影してみました。

 

2013年に発売された入門者用、一眼レフカメラEOS Kiss X7

 

早6年が経過していますが、軽いカメラなので時々持ち出して使っています。

 

一般に高機能コンデジと呼ばれるカメラのセンサーサイズは1型以上、一眼レフデジタルカメラのセンサーサイズはフォーサーズ又はAPS-Cサイズ以上となっています。

 

このカメラは、APS-Cサイズです。


このシグマのレンズの最大の特徴は、18~300mmという焦点距離を誇る「高倍率ズームレンズ」でコンパクトでお手軽なAPS-Cサイズ専用レンズです。

 

ブログ程度のサイズの写真ではそれほどの違いはないのですが、一眼レフのほうが楽に撮影できます。

でも手軽なのは、コンデジですね~

芽吹くニシキギ

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SONYコンデジRX100 レンズCarl Zeiss Vario-Sonnar T* (カール・ ツァイス、バリオゾナー ティースター)、F1.8-4.9付きで手持ち撮影しました。暗かったのでフラッシュを点灯させて新芽の色を写しました。

 

4月11日、寒かった昨日の天気も明ければ晴れ!

昨日、撮影したニシキギも光を浴びて元気そうです。

 

1型センサー搭載コンパクトカメラという市場を生み出したソニーの『DSC-RX100』(2012年発売)も早7年の歳月が流れました。このシリーズの初代であるこの機種は、後継機のような種々の機能がついていないのですが、景色を撮影するのに限定すれば、完成度の高いコンデジと思います。

 

ニシキギの目を鮮やかに見せてくれました。ツァイスのレンズの派手な演出効果かもしれません。

 

山部宿禰赤人(やまべのすくねあかひと)の歌 (万葉集

春の野(の)にすみれ摘(つ)みにと来(こ)しわれそ野をなつかしみ一夜(ひとよ)寝にける

巻八(一四二四)

春の野にすみれを摘もうとして来た私は、野があまりにも懐かしいのでここで一晩寝てしまいました。

 

喫茶去:クライバー(エーリヒ)指揮「運命」「田園」を聴く

 

 

カルロス・クライバーのお父さんのエーリヒの指揮の1953年モノラル録音の演奏です。

物置を整理したら、でてきました。早速、聴いてみました。

カルロスより速いテンポで、アムステルダム・コンセントヘボウの演奏も素晴らしく、なかなかの名演です。

モノの録音ですが当時のEMIの録音は見事で十分鑑賞に耐えます。

カルロスの演奏よりも感動するかもしれません。

特にカルロスの田園のCDは、カセットから起こした録音なので、お父さんの演奏は、貴重です。

カルロスは、彼の父の演奏を理想ちしていたとのことなのでこの演奏は、興味深いのです。

お父さんの演奏は、数ある田園の名演の中でも素晴らしい演奏のひとつです。


今日は、とても幸せな時を過ごさせていただきました。