なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼遊歩道のアオジ

 

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   上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました

 

手賀沼遊歩道を歩いていると、小鳥が飛んで来て目の前の枝に止まりました。

 

アオジが、こちらを見ています。

 

私事ですが、アオジには、特別な思いがあります。

一昨年、私が、心不全で緊急入院する前日、死の迫る弱った身体で、LUMIXのコンバクト・デジカメで手賀沼遊歩道で撮影した鳥が、アオジでした。

 

今は、ほぼ全快して、キヤノンの一眼レフと望遠レンズで撮影しています。

 

まるでアオジが、私の復帰を歓迎してくれているように感じました。 

 

アオジは、比較的、警戒心が強い野鳥ですが、このアオジは、近くから撮影しても平気でした。

 

アオジに感謝です。

 

アオジは、留鳥または漂鳥として、本州中部以北の山中で繁殖するそうです、冬になると西日本または、低地に移動して越冬します。越冬地では、平地の耕作地や市街地でも見ることができます。

アオジの名の由来は、アオジは、ホオジロの仲間で、ホオジロの古名を「しとど」というので、「青いしとど」「あおしとど」から「あおじ」となったとのことです。



「しののめに 嵩雀(あおじ)が鳴けば 

 

  罠(わな)かけて 籾(もみ)まき待ちし 昔おもほゆ」
                     (長塚 節)

手賀川の枯れ草にとまるモズ

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  上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました

 

1月11日、手賀川の土手を歩いているとチッという鳴き声を残して小鳥が枯れ草に止まりました。カワセミかと思ってファインダーを覗くとモズでした、

でも、すぐに飛び去っていきました。。 

カワウの漁場に侵入して魚を採るユリカモメ

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  上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。 

1月10日、手賀沼でユリカモメがカワウの漁場に侵入して魚を捕らえて飛び去る現場に遭遇しました。

カワウたちは、唖然として見送っているだけです。

頭の白いカワウは、オスの婚姻色の姿のようです。

和田公園のビンズイ

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  上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。 

1月5日、和田公園の広場をビンズイの小さな群れが採食していました。

 

ビンズイセキレイ科で,スズメを少し大きくしたぐらいの大きさの鳥です。
繁殖期は比較的高い山間部に生息し,冬平野部にやってきます。

 

ビンズイ」という少し変わった名前の由来はあまり定かではありませんが,その鳴き声からきているといわれています。

ビンズイは、ピョンピョンと飛びながら芝生の上を動き、採食しています。

ビンズイは、食べるのに夢中ですが、こちらも警戒しています。

食餌の邪魔にならないように、あまり近っかないで遠くから撮影しました。

葉陰から顔を出すメジロ

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 上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。 

1月5日、和田公園の緑の葉が、蠢いています。メジロの群れのようです。

 和田公園は、霞ヶ浦を眺望できる浮島和田岬に位置する公園で春にはチューリップが咲き、松林に囲まれた場所では、炊事棟があり、デイキャンプを楽しむこともできます。

メジロが、一瞬顔を出したところを撮影しました。

 

木隱れて 目白の覗く 雀かな   正岡子規

赤い実を咥えて白い羽を広げて飛ぶツグミ

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 上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。 

1月5日、稲敷市甘田の水路で黒っぽい鳥が飛んでいました。

何かを採って羽を広げています。

咄嗟にシャッターを押したら、赤い実を咥えたツグミが写っていました。

ツグミとも思えぬ素早い行動で感心しました。

冠羽が素敵な田園の貴婦人タゲリ

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  上の写真はキヤノンの一眼レフEOS7DmarkⅡにCANON EF100-400mgm F4.5-5.6L IS II USMを装着して手持ち撮影しました。 

 

1月5日稲敷市本新の農耕地にいたタゲリです。冬の日差しを浴びて、玉虫色の羽がきれいに輝き、頭の冠羽もピンと上に張り出し田園の貴婦人にピッタリの風情です。

タゲリはチドリの仲間で、トレードマークの立派な頭の羽や猫のような鳴き声など、唯一無二の独特な魅力があります。現在は個体数が減少しているため、貴重な鳥となっています。

正月にタゲリに会えるとは、感激ですね‼