なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

梅花空木

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

もう5月の連休も終わりました。

宴の後の寂しさを感じます。

菖蒲湯に浸かっていて、「時の歩みの速さ」に驚いている自分に気づきました。

現在、梅花空木(バイカウツギ)が満開です。

春の花々は、元気に見事に咲いています。

私は、あと、何年、見事な春を実感できるのでしょうか?

 

私も後期高齢者となり半年も過ぎました。ちょっと感傷的になっています。

 

梅花空木は、落葉低木の一種で、現在では南東ヨーロッパや小アジアが原産とされています。名前の由来はウメに似た花を咲かせることから。ライラックと混同されていた時期があり、共に牧神パンの笛という意味の言葉Syrinxに由来するシリンガという名前で呼ばれ、一つの属にくくられていたとのことです。

日本では、バイカウツギは本州の岩手県から四国・九州に分布している、高さ約2mの落葉低木です。6月から7月に枝先に白いさわやかな花を咲かせます。また、茎が中空のためにウツギの名前がついています。

 

喫茶去

ワルターベートーヴェン交響曲全集より1番、3番を聴く。
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メディア掲載レビュー
これはワルターの遺言的産物である。80歳で現役を引退後,彼の意匠をステレオ録音すべく専属のオケが結成され,彼の死までの約5年間にわたり収録が続けられた。当全集は58~59年の演奏。ドイツ音楽の精髄を,よくこなれた解釈と角のとれたマイルドな表現でしたためる。ワルター老境の闊達さ,自在さ,そして{枯れた}至芸であるともいえる。例えば第2番や第4番などマイナーな曲の滋味深さ,ロマンティシズムは一聴の価値あり。また特典盤のリハーサル風景は,デリケートな解釈と指示(時折歌う)に魅了される。★
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)

さすがトスカニーニフルトヴェングラーワルターの3大巨匠の一人ワルター。見事な演奏でした。当時、日本では一番人気の巨匠でした。

3番の英雄は、ワルターの得意な曲なので、とても堂々として雄大な演奏でした。

 

紫蘭

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

谷村新司の「陽はまた昇る」の歌詞に出てくる紫蘭(しらん)の花です。

日没寸前の路傍に輝いて見事に咲いていました。

谷村新司の「陽はまた昇る」の歌詞は、

♫ 夢を削りながら年老いてゆくことに・・・から始まって
鉢植えの紫蘭の花 朝の雨に打たれ・・・と続きます。

私も年老いて夢を削りながら生きています。

紫蘭の色調と雨に打たれ、生き絶え絶えに・・・と
かなり寂しい歌詞になりますが

♫ 陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは 
燃えながら暮らすこと ・・・
と続きます。

私もこの花のように元気に見事に「燃えながら暮らしたい」と願っています。

皐月の山吹

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上の写真は、Ymobileスマホのエクスペディア8で撮影しました。

 

5月1日神田神保町の路傍の山吹です。

皐月晴れの中、見事に咲いていました。

ヤマブキは、北海道から九州の低山や丘陵地に普通に生える落葉の低木です。美しい山吹色の花が咲くので『万葉集』にも詠まれるなど、古くから観賞されてきました。

 

「花咲きて、実はならねども、長き日(け)に、思ほゆるかも、山吹の花」

    詠み人知らず 万葉集

 

意味: 花が咲いても、実はならないけれども、長い間待ち望んだ山吹の花です。

 

喫茶去

ブレンデル ベートーヴェンピアノソナタ全集より

テンペストを聴く


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ゆるぎない完成度と説得力にあふれた、
巨匠ブレンデル3度目のベートーヴェンソナタ全集

1992~96年デジタル録音。2008年12月を以て演奏活動からの引退を表明した巨匠ブレンデルにとって、3度目となるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集。PHILIPS盤です。
現代を代表する知性派ならではの、考え抜かれ計算され尽くした構成力、揺ぎない完成度から生まれる説得力の強さはさすが。数ある競合盤の中でも屈指の、何度聴いても新しい発見に満ち満ちたソナタ全集と言えるでしょう。

テンペストは、とてもおおらかさのあるすてきな演奏でした。

ポリーニのような深刻さは、ありません。

ブレンデルベートーヴェンピアノソナタ全集は、1回目から3回目のすべて所有しています。

どの演奏も気に入っています。

 

日本固有種になったキジ


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上の写真は、一眼レフキヤノンEOS7DマークⅡにCANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを装着し手持ち撮影しました。

キジの写真は、最近、中沼田で撮影したものです。


Yahooジャパンニュース

「国鳥」キジ、ようやく日本固有種に 日本鳥学会が5種を追加へ

世界自然遺産小笠原諸島(東京都)に生息する小鳥のオガサワラカワラヒワや、本州などに生息する「国鳥」のキジ、沖縄県などにいるリュウキュウサンショウクイなど鳥類5種が、日本で独自に進化を遂げた新しい種であることが、最新のDNA分析などによって判明した。国内にしか生息しない「日本固有種」の認定業務を担う日本鳥学会は、これら5種を新たに追加する。【渡辺諒/科学環境部】