なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

2016-05-03から1日間の記事一覧

甲斐路で囀るコマドリ

「山にいりて 世ははるかなり 渓川(たにがわ)や あを葉にひびく 駒鳥(こまどり)の声」 (中村憲吉) 夜がだんだん遠ざかり、眩(まばゆ)い五月の太陽が、甲斐路(かいじ)の深い森を照らす時、コマドリが、高らかに恋の歌を歌います。「ヒイン・カラカ…