なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

渡良瀬遊水地のハイイロチュウヒ

渡良瀬川は、渡良瀬遊水地付近で、巴波川(うずまがわ)、思川(おもいがわ)と合流して利根川につながっていきます。渡良瀬遊水地の鷹見台は、巴波川と合流するあたりの新赤麻橋(しんあかまばし)にあります。枯れた葦原を眺めていると、島崎藤村の「千曲川のスケッチ」の一節が浮かびます。「暖かき光はあれど野に満る香りもしらず。」この葦原から、渡良瀬川の堤防を超えて飛ぶハイイロチュウヒを鷹見台から見ることができます。1月10日に板倉町のハイイロチュウヒ♂を掲載したので、今回は♀のハイイロチュウヒを掲載します。