なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

伊佐沼のクロツラヘラサギ(絶滅危惧ⅠA類)

川越市の伊佐沼にクロツラヘラサギ(絶滅危惧ⅠA類)が飛来したとの記事が、読売新聞や東京新聞に掲載され、野鳥撮影の仲間たちからも撮影情報の提供があったので、重い腰を軽くして、撮りに出かけました。クロツラ君は、浅瀬を動き回り嘴を左右に振りながら水に突っ込んで餌を食べていました。「日本野鳥の会」の説明文によれば、「クロツラヘラサギは東アジアにのみ生息し、全世界に約2,000羽しかいない世界的な絶滅危惧種で、IUCNのレッドリストでは絶滅危惧種(Endangered)、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧ⅠA類に指定されています。」とのことで、かなり珍鳥のようです。