なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

イラガの繭とコイカル

イラガの繭を求めてコイカルが、枝から枝に飛び移ります。見つけたら食べやすいように嘴で枝を折ったりしてイラガの繭を露出させて、かぶりつきます。イラガの繭は、卵状の殻で強靭なコイカルの嘴でも容易には、割れません。内部からの衝撃で簡単に殻の先端がとれるような構造で、蛹が驚いて動けば蓋がとれます。空いた殻から嘴で蛹を引っ張り出して食べます。今回は、何度も失敗して、ようやく食べれました。コイカルの頑張りに脱帽です。