なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

谷津干潟のソリハシシギ

沢山いるキアシシギの群れの中に2〜3羽のソリハシシギが歩いています。このシギも足は、うすい黄色なのでキアシシギと似てますが、少し小ぶりで嘴がまっすぐでなくて反っているので区別がつきます。キアシシギは、旅鳥で春と秋に日本に飛来しますが、数はあまり多くはありません。今の時期は、オーストラリアなど南へ渡る途中、谷津干潟などに渡来します。ここで沢山食べて長旅の準備をしているのでしょうね

閑話休題
ルフレッド・コルトー(1877年―1962年)は、亡くなってから50年近く経ったピアニストですが、私は、コルトーの演奏が大好きです。きょうは、CDの{アルフレッド・コルトーの芸術」からショパンのバラード全4曲を聴いてみました。この演奏は、1933年の戦前の録音ですが綺麗に録音されています。バラード3番がとても優美で明るい曲なのでコルトーの演奏に相応しい気がします。コルトーショパンは、とてもロマンティックで表現力豊かで比類のない演奏です。ルービンシュタインの「ショパン全集」の演奏も王者の風格で素晴らしいですが、技巧的には多少問題があっても、コルトーのチャーミングな演奏は、とても魅力があります。