なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

キジの親子愛

外房の海岸付近の草叢にキジの雌が潜んでいました。カメラを構えてみると何か叫んでいます。この雌は、立ち止ってなにかを待っているようです。すると、叫んだ方向からキジの雄が出てきました。どうも子供のようです。この子は、柵を乗り越えて姿を消しました。雌は、自分の姿をこちらに晒したまま、少しジットしています。今度は、雄の消えた反対方向の柵から立ち去りました。雉の雌親は、子供を先に逃がして、自分を犠牲にしているように見受けられました。親子の愛情でしょうか?