なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

渓流のセグロセキレイ

この渓流で、3種類のセキレイを観ることができます。ハクセキレイセグロセキレイキセキレイです。一番頻繁に観れるのが、このセグロセキレイです。岩から岩へ飛び移りながら、餌をさがします。時々、岩から渓流を覗きこみますが、カワガラスのように水に潜れないので、残念そうにしているのが哀れです。それでも頑張って飛びまわっています。


閑話休題  −アベノミックス

大納会となる12月28日の東京株式市場の日経平均株価は、前日比72円20銭高の1万0395円18銭と、27日に付けた終値ベースの年初来高値(1万0322円98銭)を更新して終了しました。円安が、1ドル86円台へ加速して、輸出企業の業績に好条件となり、今後の業績上方修正の可能性が一段と高まりました。トヨタキヤノン などグローバル展開している国際優良株が上昇、みずほFG 、アイフル 、オリコ 、野村HD などの金融リフレ関連も上昇しています。復興関連で東海運、設備投資関連でファナックなども上場来高値を更新しました。

2012年11月16日の解散総選挙後、突然の円安、株高現象が起きました。それまで日本のマーケットは、円高、株安で低迷したままの状態でした。特に輸出関連のメーカーなどは30年前の株価まで下落する程の状況でした。
民主党政権において数回、円売りドル買い介入をしたものの、改善されず、貿易赤字は毎月膨れ上がり10月においては過去最高の5490億円を記録しました。

自民党安倍晋三総裁が、11月15日、デフレ脱却、無制限の量的緩和の策を打ち出した事で、日経平均と円安の動きが連動し始め、選挙運動中、株高、円安がさらに加速した事で「アベノミックス」という言葉をマスコミ等が使い始めました。
実際、マーケットは思惑買いから先取りした相場展開になっています。円安になると輸出競争力が付き、為替差益が生じるため実際に増収増益になります。そのため、安倍政権が発足する以前から、すでに市場は何もしてないうちから動いたため、経済的にプラス効果が出てしまったようです。実際ひと月あまりの間に日経平均は15%上昇、5円の円安の経済効果を生んだのです。

今後の展開も短期間は、円安株高の傾向が続くようですが、長期的な景気回復になるかは、まだ、不明です。とりあえず、目先の景気回復を喜ぶことにしましょう。アベノミックスが上手くいくといいですねぇ。