なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

近所の公園のベニマシコ

明日は、雪の予報なので、今日、近所の公園のベニマシコを撮影に行ってきました。5羽いました。細かい枝に、それぞれが、つかまって、名知らぬ木の芽を食べていました。
ベニマシコは、全長15cmでスズメより少し大きい赤い鳥で、フィ、フィと鳴きます。よく鳴く鳥ですが、今回の、この場所ではあまり鳴きませんでした。明日の雪のために備えて、夢中で木の芽をたべていたのかも知れません。


「時雨(しぐれ)こし
  梢(こずえ)の色を思へとや
   枝にもきゐるてりましこかな」 (寂蓮 夫木和歌抄)

(注)雄の体色が猿のように赤いので赤い色をした雄を照猿子鳥(てりましこ)と言う。