なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

路傍のタンポポ

タンポポがあちこちで咲いています。特別に植えられているわけではなく、種子が風に飛ばされて、落ちた場所で、咲いています。恵まれた場所もあれば、日陰の場所や、わずかな土しかない場所もあります。どんな場所でも一生懸命に咲いています。



閑話休題  ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」

春によく聞くCDにベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番 「春」があります。
今日は、

ダヴィッド・オイストラフ(Vn), レフ・オボーリン(p) 演奏の

ベートーヴェン作曲のヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 作品24『春』とヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 作品47『クロイツェル』

を聞いてみました。


オイストラフとオボーリンのコンビは、初期のステレオ録音で、当時は名盤として名高いものでした。ピアノとヴァイオリンのバランスもよくてしっとりとした演奏です。。特に「春」は、オイストラフの柔和で穏健な表情のヴァイオリンの演奏が素晴らしいものです。

「クロイツェル」の演奏は、ロシアの文豪トルストイが、ベートーヴェンの音楽から発想して書いた「クロイツェル・ソナタ」ほどの激しい演奏ではありません。

私は、クロイツエルは、ハイフェッツ(Vn)の「ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全集」のほうをよく聴きます。

ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番 「春」は、「春」とベートーヴェンが名づけたのでは、ないのですがこの時期にはぴったりです。