ヒスイカズラは、フィリピン諸島の限られた地域の熱帯雨林にしか自生しないマメ科つる性の植物で、10メートル(M)以上にも成長するそうです。花序(かじょ)は1〜1,5M、通常は100〜200の青碧色の花を付けるそうです。
英名は、ジュード・バイン(Jade・Vine)で,花言葉は「私を忘れないで」、絶滅危惧種に指定されています。
翡翠(ヒスイ)は、野鳥のカワセミの別名で、宝石の「翡翠 」は、カワセミ色なので、そのように、命名されたものです。つまり、宝石の名前は、後からつけられたのです。
カワセミ〜宝石〜植物の名前と美しいカワセミ・ブルーの変遷は、とても興味深いものです。
説明員のお話では、筑波実験植物園のヒスイカズラは、現在、咲き始めで、これからいっぱい咲き誇るそうです。