なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

田んぼで採食する雌雄のタマシギ

タマシギの綺麗なメスが田んぼを歩いていました。(タマシギは、オスよりメスのほうが鮮やかな色彩をしています。)オスのタマシギが追いかけていきます。メスはシランプリ!。オスは、飛び跳ねながら羽を広げて、バタバタと羽ばたきました。何度も羽ばたいています。離れていたメスがだんだんオスに近づいていきます。くっつきそうな距離に接近しました。オスは、ジットしています。「何が起こるか?」と期待していたのですが、すれ違って、また離れていきました。この先、このカップルは、どうなるのでしょうか?

タマシギは、繁殖における雌雄の役割が、一般の鳥とは逆で、なわばり宣言をし、ライバルと争い、積極的に求愛するのはメス、巣を作り、卵を抱き、ひなの世話をするのは、オスで、一雌多雄の繁殖形式と言われています。

それなのに、ここでは、オスが羽ばたいて求愛しているようにみえます。この行動は、求愛のディスプレーでは、ないのでしょうか?