先輩のツミの子供が、まだ幼い子供の目前で得意そうに飛んで見せました。もう一人前の飛翔です。
幼いツミの子供もやってみようと身構えました。でも怖がっているようです。一旦、仕切り直しです。思い切って、もう一度。恐る恐る羽をひろげてみました。でも、怖くて飛べません。しゃがみ込んでしまいました。
近くの枝でもう一羽の子供のツミが、羽を広げています。近くの枝にむけて飛ぼうとしています。頑張れ!と応援したくなりますねぇ〜。
思い切って、飛びました。なんとか近くの枝につかまりました。
別の枝でも子供のツミが羽ばたいています。何度も羽ばたいてようやく飛びました。
ほんの小さな距離を飛ぶのですが、飛ぶ第一歩です。間もなく子供たちも、皆、飛べるようになることでしょう。子供たちがここを飛び去っていくのももうすぐですね。
その1
その2
その3
その4
閑話休題ークライスラーのヴァイオリンの小品 ウィーン綺想曲ほか
クライスラーは、作曲家としてもヴァイオリンの演奏家としても有名な音楽家ですね。
自分の作曲した曲だけでなく、ベートーヴェンやブラームスなどの著名なヴァイオリン協奏曲で弾く彼のカデンツァもとても魅力的ですが、今日は、彼のヴァイオリンの小品集の中から有名な4曲、「ウィーン綺想曲」、「愛の喜び」、「愛の悲しみ」、「美しきロスマリン」を本人演奏のデジタル・リマスタリングのCDで聴いてみました。
「ウィーン綺想曲」は、とても魅力的なクライスラー作品で、ウィーンの優雅な雰囲気と自由気ままな雰囲気を持つ曲です。しかも「作曲家」クライスラー自身の名演奏が楽しめます。クライスラーは、とても粋な演奏をしていて、このCDでこれから始まる「クライスラーの世界」に十分浸ることができる名演奏です。
「愛の喜び」、「愛の悲しみ」は、爽やかな愛の喜びと、感情豊かな愛の悲しみを現した名曲です。どちらも、ふと聴きたくなる旋律を含んでいます。クライスラーは、とても愛らしく美しく演奏していて申し分ありません。
「美しきロスマリン」のロスマリンというのは、花の名前(ローズマリー)で、ウィーンでは、美しい女性の象徴とのことです。短い曲ですが、小刻みなヴァイオリンがワルツのリズムを踏むように軽やかなメロディで始り、若い美しいウィーン娘が喜んではしゃいでいるような軽やかなメロディは、クライスラーの演奏にぴったりで、とても新鮮で華麗に流れてゆきます。
こんな愛らしいヴァイオリンの小品を聴いていると、蒸し暑い梅雨の日でも心は爽やかになりますねえ〜。