なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

蓮の花とヨシゴイ

雌のヨシゴイが、対岸から飛んで来て、蓮の葉の下に潜り込みました。しばらくして、蓮の花の下からヌット顔と首を出して、それから、蓮の葉の上に乗りました。全身が丸見えです。蓮の花を見ているようにも見えますが、魚を狙おうとしていたのかもしれません!

実は、ヨシゴイは、見かけよりもずっと軽くて、120グラム前後の体重のため、蓮の葉っぱの上などを平気で歩くことができます。また、長い足指は、バランスをとりながら葉っぱの上を歩くのに適しているようです。

ここのヨシゴイも、蓮の葉に乗ったまま、風に揺られていましたが、上手くバランスをとって、平気で立っていて、何回も何回も揺れに揺れていましたが、そのうちに魚を捕るのを諦めたのか、飛び去っていきました。

蓮の花と蓮の葉に乗るヨシゴイは、絵になりますねぇ〜。

でも、この日の撮影場所は、真夏の太陽が、コンクリートの地面を、ジリジリと照らして、強い風が吹く、汗だくの午後でした。

遠く東京方面を見ると、黒い黒い雲が、空を覆っていました。後で知ったのですが、東京では、局地的ゲリラ豪雨があったようで、一時、1時間に100ミリ近い豪雨が観測された場所もあって、目黒川の氾濫警戒情報も出たようです。

参考:
東京を襲ったゲリラ豪雨気象庁は、目黒区と世田谷区で1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとする記録的短時間大雨情報を出しました。
           TBS速報より(2013年7月23日午後2時過ぎ)


真夏の晴天は、怖い!怖い!