なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

コオニユリとキアゲハ

暑い夏の昼下がり、草原には鮮やかなオレンジ色の花のコオニユリ(小鬼百合)が咲き誇っています。

オニユリ(鬼百合)が家の近くで見られるのに対し、コオニユリは湿原の周辺や草原などに生育するとのことです。コオニユリの名前の由来は、「小型のオニユリ」ということからきているそうです。

そこにアゲハチョウの仲間のキアゲハが集まってきています。ヒラヒラと優雅に舞っています。
キアゲハは、このコオニユリが大好きのようで、「花から花へ」飛び回って吸蜜しています。

ヴェルディ作曲のオペラ「椿姫」の第1幕のフィナーレ,真実の恋に目覚めたヴィオレッタのアリア 「ああ,そは彼の人か〜花から花へ」と歌う華やかな名場面を彷彿とさせる、極彩色の「花と蝶の織りなす華麗な舞台」が、眼前に何度も何度も展開されていきました。