なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

酷暑の中のオオソリハシシギ

立秋を過ぎたのに、40度を超えるような、酷暑が続いています。

今、夏の真っ盛りで、山野の鳥はほとんど見かけませんが、海辺では気の早いシギやチドリが、あちこちの干潟や砂浜で、セッセと餌をついばむ姿が見られ始めています。

シギやチドリの仲間は、繁殖地のユーラシア東部と越冬地の東南アジアやオーストラリアなどを往来する途中、春と秋の2回、我が国に立ち寄ります。

今日も、「秋の渡り」のオオソリハシシギが、厳しい暑さの夏の干潟で、餌を捜して歩いていました。旅の中継地の干潟でエネルギーを蓄えて、目的地に飛ぶ準備をしているようです。

それにしても、この暑さは、とても、撮影どころではありません。このあたりの気温は40度を超えているのでしょうか、撮影していても汗だくになります。

熱中症に気を付けて、水ばかり飲んでます。暑い!暑い!

それでも、野鳥の世界では秋の渡りが始まっています。