なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

秋の渡りのツツドリ(赤色型も)


「秋風の 吹けども 青し 栗のいが」(松尾芭蕉

今日から9月。最近は秋の気配も感じられますが、昨日の暑さは、猛暑の暑さで、とても閉口しましたが、今年も桜並木にツツドリがやってきました。時々、金風(きんぷう)も吹いています。この時期、桜の枝や葉っぱに、大きな毛虫がたくさんついています。カッコウの仲間のツツドリは、この毛虫が、大好物で、8月末には、桜の木に集まります。ここには、5〜6羽いるようです。

ツツドリの雌の成鳥には、まれに上面が赤い赤色型もいますが、この群れの中にもいてくれました。桜並木を低空飛行して、枝から枝に飛び移りながら、毛虫をクチバシで捕らえて食べていました。




赤色型

赤色型

赤色型

赤色型

赤色型

赤色型

赤色型