なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

エサを捕らえるアカガシラサギ

雨上がりの薄暗い曇り空の下、葛西臨海公園汽水湖で、エサを狙って、アカガシラサギが、草むらの岸辺からからのっそりと出てきました。

ジット、湖水をみつめて狙っています。餌を見つけたようで、浅瀬を大股で歩いていきます。エサが水中で動いているのか、振り向きざま、水中に顔を突っ込みました。

頭を上げたアカガシラサギは、見事、エサを咥えていました。その後、クチバシにエサを咥えたまま、後ろ向きになって歩いて草むらに姿を消しました。

毎年、夏に葛西臨海公園に姿を見せるアカガシラサギは、普通は、9月には立ち去るのですが、本年は、秋になってもまだ2羽も滞在しています。この個体は、もう冬羽になっています。