我孫子市谷津ミュージアムの水たまりに見慣れないトンボがやってきました、イトトンボの仲間なのですが、よく分かりません。目の前に何度も来てくれるので、撮影してみました。
図鑑で調べてみるとオオアオイトトンボのようです。「オオアオイトトンボは、オス腹端の下腹部付属器の先端が外側へ曲がることで識別できる。」と説明されていたので写真を拡大してよくみてみたら、先端が外に曲がっていたので、オオアオイトトンボだと思います。
だんだん寒くなってきて、最近、トンボをあまり見かけなくなってきています。谷津ミュージアムは、かろうじて残っているトンボを見ることができる貴重な場所のようですね。
閑話休題ークリスマス・ソング 「Silver Bells」(シルバー・ベルズ)
クリスマス・ソングでは、「ホワイト・クリスマス」が、有名ですが、この「シルバー・ベルズ」もクリスマス・ソングの名曲です。
都会の喧騒の中、あわただしいクリスマス支度の舗道の雰囲気を見事に歌い上げているこの歌は、
1951年制作のパラマウント映画「レモン・ドロップ・キッド THE LEMON DROP KID」監督:シドニ−・ランスフィ−ルド 音楽:レイ・エヴァンス/ジェイ・リヴィングストン 出演:ボブ・ホ−プ/マリリン・マックスウェル/ロイド・ノ−ラン他
で、主演の「ボブ・ホープ」と「マリリン・マクスウェル」とのデュエットで歌われましたが、映画の前年1950年に「ビング・クロスビー」が取り上げて、クリスマス・ソングとなった曲です。
クロスビーは、J.Sトロッター指揮の楽団と1950年9月8日にスタジオ録音を行い、キャロル・リチャードとデュエットしています。
その後、1965年にベンチャーズもリバイバル・ヒットさせています。
映画「レモン・ドロップ・キッド(TV放映邦題:「腰抜けペテン師」) THE LEMON DROP KID」は、モノ・クロ映画ですが、現在、DVDで見ることができます。古き良き時代のアメリカ映画らしい大らかで面白(おもしろ)いコメディです。
この映画は、競馬のダフ屋の「飴玉(あめだま)キッド」(ボブ・ホープ)が、マフィアの女に、ガセ・ネタをつかませ、2千ドル損をさせたことから、マフィアの親玉からクリスマスまでに「1万ドルを払え。」と脅迫(きょうはく)されたことから始まります。困った彼は、そこで、悪知恵を思いつき、閉鎖されているカジノを、養老院に改装し、仲間のゴロツキを集めます。そして、ゴロツキと自分の恋人をだまして、慈善行為にみせかけた募金活動に協力させ、首尾よく1万ドルを集めるが、・・・という「ドタ・バタ・コメディ」です。
クリスマスを背景にしているこの映画は、主題曲「Silver Bells」が、映画全編に流れて、都会のあわただしい「年の瀬」の雰囲気を醸(かも)し出しています。クリスマス・ソングも教会の音楽から、普通のポピュラーな音楽に変展していることが分かりますね。
ニューヨークの舗道で歌う、ボブ・ホープと、その恋人役のマリリン・マクスウェルのデュエットも、なかなかのものです。
その歌詞も、都会のクリスマス風景をよく表現しています。
SILVER BELLS(1950 Ray Evans / Jay Livingston)
City sidewalks, busy sidewalks
Dressed in holiday style
In the air there's a feeling of Christmas
Children laughing,peapl passing
Meeting smile after smile
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Hear them ring ,you hear it everywhere
Soon it will be Christmas Day
(歌詞の意訳)
慌(あわ)ただしい歩道、街路樹にクリスマスのイルミネーションの飾り付けがされています。子どもたちへのプレゼントの買い物をする人々が行き交います。子供たちの笑い声、その中を人々は通り過ぎていきます。この季節になると、人々がやさしい表情をし始め、彼方此方(あちこち)でシルバー・ベルが、鳴り響きます。クリスマスは、もう間近です。
先日のブログの閑話休題で取り上げたビング・クロスビーのCDの収録曲の中に、この曲も含まれているので、最近よく聴いています。
ボブ・ホープのデュエットは、CDを見つけていないので、DVD映画を見ることにしています。