なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ムラサキサギゴケ

手賀沼遊歩道の脇に紫色の小さな花がびっしり咲いている草花をみつけました。こんな小さな花なのによく見てみるとなかなか綺麗な花なのです。

知人に、「この花は何の花ですか?」と尋ねたら「ムラサキサギゴケ」と教えていただきました。

帰宅してからWikipediaで調べたら

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔、Mazus miquelii)は、ハエドクソウ科の多年草。別名、サギゴケ(鷺苔)。ただし、本種の白花に限ってサギゴケということもある。和名は、花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから。」

と書いてありました。

また、別のネットの「世界大百科事典」の説明では、

「…和名は花冠の形がサギの頭を思わせることからきたと思われる。白花品をサギゴケといい,普通品はムラサキサギゴケと呼ぶべきだという人がいるが,サギゴケの名は江戸時代から紫の品をよんでいた名で,〈白鷺〉にこだわるのは誤りである。本州,四国,九州,中国中部に分布する。…」

と書いてありました。




追伸:その後、名前を教えてくれた知人より、ムラサキサギゴケの分類が変わったとの連絡を受けたのでので、ネットで調べたら以下の記述がありましたのでお知らせします。

私は、分類の方法は、素人なのでネットの記述のまま記載します。

『紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)』 旧ゴマノハグサ科(今はハエドクソウ科)サギソウ属の多年草
学名はMazus miquelii



特徴は、

日本の本州、四国、九州の湿ったあぜ道などの日当たりの良い場所に生える多年草。匍匐茎で広がっていくようで花期は春-初夏。花は紫(たまに白)で、中央の黄褐色の部分に毛が生えている。

とのことです。


いつもひっそりしていて、目立たない草の中にも、春になると可愛い綺麗な花を咲かせる草もあるのですねぇ〜。