手賀沼から流れ下る、手賀川の個々の中州に、ヨシゴイたちの棲み家(すみか)もあります。
広い中州のヨシ原の中央の端から飛び出したヨシゴイは、背丈ほど高いヨシの上をすれすれに飛んで、堤防近くの水辺のヨシ原に移動してきました。
かなり速い速度でヨシ原を通り抜け、深く茂ったヨシの中にもぐり込んでいきました。
飛んでいたヨシゴイの姿は完全にヨシの中に消えてしまいました。
あっという間の一瞬の出来事でした。
その後もヨシゴイが飛ばないか待ってみましたが、何もいないかのように静まり返かえったままで、ヨシゴイは姿を見せませんでした。
準絶滅危惧種のヨシゴイが、一瞬だけでも地元で観れるのはありがたいことです。