なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

街路の電線から飛び立つ鷹ーツミー

小型のタカが街路の電線の上にとまりました。

ツミのメスのようです。

電線にとまりながら獲物をさがしています。


ツミは日本のタカの中で、もっとも小さいタカで、ヒヨドリくらいの大きさのタカです。

ツミは昔から人里離れた山の中にくらしていて人目につきにくいため、その生態は謎に包まれており、幻のタカともいわれるほど珍しかったのですが、ここ十数年前から都会の林や公園で営巣する姿が増えてきたのでよく見られるようになりました。

普通に考えると、都会は自然に乏しく、生きものがくらすには不向きなようなのですが、じつは、スズメやハトがたくさんいるので食べ物に困らないのです。

ツミはそれに目をつけて都会に順応して生きる術(すべ)を身につけたようです。


電線のツミは何かを見つけたようで電線から飛び去りました。
 
街路にタカがいるなんてすごいですね!