なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

すずなりの栗の実


天高く 馬肥ゆる 秋になりました。


我が家付近の坂道を下った右側の空き地に大きな栗の木があります。

毎年この季節になるとたくさんの実をつけます。

この空地は、以前は、もう少し広い空地でしたが、数年前に、その半分の土地に、家が新築されて、この木が、かろうじて残っています。

この土地もいつ整地されるのかわかりませんが、今年はこの栗の実を見ることができました。

たわわに実るイガグリを見ていると、イガグリ坊主がいっぱいいるようで、なにか微笑ましい気分になります。




      「栗 一粒 秋 三界を蔵しけり」    (寺田寅彦