なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

鳩ぽっぽ

鳩が通り道の木の小橋の上にしゃがんでいます。
近づいても逃げません。とても人馴れしているようです。
ハトは、正式にはドバト、またはカワラバトというようです。
小さい子供たちは「鳩ぽっぽ」と呼んでいますね。

ところで、有名な「鳩ぽっぽ」の歌は、多くの変遷を経ているようです。

最初は、1901年(明治34)年07月25日:幼稚園唱歌 東くめ作詞、滝廉太郎作曲の「鳩」が文部省より発表されました。

また、その10年後、その歌詞を改変して、1911年(明治44)に作詞作曲者不詳で発表された文部省唱歌「鳩」が「鳩ぽっぽ}の原曲とのことです。



:幼稚園唱歌{鳩」    東くめ作詞、滝廉太郎作曲の「鳩」


鳩ぽっぽ 鳩ぽっぽ
ぽっぽぽっぽと 飛んで来い
お寺の屋根から下りて来い
豆をやるから みなたべよ
たべてもすぐにかへらずに
ぽっぽぽっぽと 鳴いて飛べ」


文部省唱歌 「鳩」    作者作曲者不詳 


ぽっぽっぽ、
鳩ぽっぽ、
豆がほしいか、
そらやるぞ。
みんなで仲善(なかよ)く
食べに来い。

ぽっぽっぽ、
鳩ぽっぽ、
豆はうまいか、
食べたなら、
一度にそろって
飛んで行け。


さらに、1941年に改変された歌詞があります。


ポッポッポ、
ハト ポッポ、
マメガ ホシイカ、
ソラ ヤルゾ。
ミンナデ イッシヨニ
タベニ 來イ。

ポッポッポ、
ハト ポッポ、
マメハ ウマイカ、
タベタナラ、
ミンナデ ナカヨク
アソバウヨ。


この歌は、素朴な歌詞なんですが、多くの人々が関与していて、
作曲も高名な滝廉太郎なんですねぇ〜