なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

水場のキビタキ

キビタキのメスが水場にやってきました。

このキビタキは、昼過ぎぐらいからこの水辺近くで2〜3度姿を現しましたし、一度だけ水場に舞い降りましたが、警戒心がとても強く、落ち着きがなく、あっという間に逃げ隠れていました。

日差しが傾き、多くの鳥たちが集まっている今「赤信号、皆で渡れが怖くない!」の心境になったのか、ようやく姿を現しました。

水場の倒木の上にとまって様子を見ています。

すでにエナガメジロが水の中に入っています。

キビタキは、それらの鳥たちの横を通り過ぎて、水の中に入りましたが、それでも水浴びをしないでその場で様子をみているようです。

かなり警戒しています。

突然、何かにおびえたのか急に飛び立ちました。

少し時間がたちました。

キビタキは、諦めきれないのか、また、水辺の倒木の上にやってきました。

その時は、ミジロもエナガも飛び去った後なので、水場は空いています。

キビタキは安心したのか水に入りましたがなおも警戒しています。

立ちすくんだまま、水浴びをしないで、様子をみています。

ついに水浴びを諦めて、水辺の橋に移動して途に去っていきました。

キビタキは、旅の途中に立ち寄った鳥なので、ここに住んでいる鳥たちのように安心して水浴びはできないのかもしれません。

キビタキのオスも前日はこの水場で水浴びをしたそうですが、この日は警戒していたのか姿を現しませんでした。