なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

新機種CANON EOS 7D Mark II 試写 ハトの乱舞

10月30日CANON EOS 7D Mark II が発売されました。

午前中にカメラが到着したので、電池を充電して、最低限の設定をして、午後、手賀沼公園に試写に出かけました。

最初なので、キヤノン純正レンズ EF-70-200mm F2.8L IS II USMに2倍のテレコンをつけて、 細かい 設定はしないで試し撮りしてみました。

公園にいるハトが一斉に飛び去って公園上空をぐるぐる回って飛んでいます。動体撮影のテストにちょうどいいシーンです。

オート・フォーカスの設定はデフォルトのまま何もいじっていません。親指フォーカスの設定もしていません。ただ、連写するだけです。

レンズを上に向けて単に連写しただけで、2倍のテレコン付にもかかわらずピントもとてもすばやく、ハトの乱舞を簡単に撮影できてしまいました。

AFの設定をしていないので少しピン甘ですが、ちゃんとした設定をすれば、十分満足するピントになると思われます。

秒10コマのシャッター音も高級感があっていいですねぇ〜。

飛ぶ鳥の撮影にはぴったりのカメラだと思います。「動体撮影のために進化した驚異のAFポテンシャル」という宣伝文句も頷(うなづ)けます。

昔(1965年)の「フジカシングル8」の宣伝文句で、女優で後に国会議員となった扇千景(おうぎちかげ)氏が言っていた「私にも写せます!」の言葉を思いだしました。(古いはなしですねぇ〜)

この新機種は、前の7Dと姿かたちは似ていますが、相当進化しています。

AFの速さのような大きい改良だけでなくだけではなく撮影モードボタンがロック付きになりモードボタンが不用意に動かなくなるなど細かい部分まで改良されています。

EOS 7D Mark II は、「APS-C機のフラッグシップ」として十分な性能をもっていそうな予感がします。

カメラの性能が向上すると、私のような下手なカメラマンでも、楽に飛ぶ鳥が撮れるのですねぇ〜。

このカメラのファースト・インプレッションは、大満足でした。

もう少し設定を工夫したら、もっと自分好みの写真が撮れそうな気がします。

こんどは、レンズメーカーのレンズで試写してみようと思います。

とても満足したので試写は10分程度でやめてしまいました。