なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

新機種CANON EOS 7D Mark II 試写 小雨にけむる手賀沼のクロハラアジサシ

先日(11月4日)ユリカモメが県立手賀沼公園にやってきた時、ユリカモメがやってくる少し前に、アジサシのような鳥が手賀沼上空を飛びました。飛んでいる鳥を撮影はしたのですが、遠くの上空だったので、アジサシの種別は判別できていませんでした。

その後、鳥友から「手賀沼公園の杭にクロハラアジサシがとまっていた」との情報があったので、以前、飛んでいたアジサシはクロハラアジサシだったのか?と思っていました。

11月12日の天気予報は曇り後晴れの予報だったので、そのうち雨は止むだろうと思って、小雨の残る朝、手賀沼公園に行ってみました。

小雨降る手賀沼は、オオバンが11羽と杭にユリカモメが1羽だけしかいませんでした。

そのうち、オナガガモの集団が手賀沼公園の広場柄一斉に手賀沼にもどってきました。

オナガガモ達は毎日この広場で草などの朝食をしているようです。

その後、この公園にいつもいるハトの大集団が朝の食事から戻ってきました。

それから少したって、とても小さな鳥が1羽だけ飛んできて、手賀沼の杭にとまりました。

もしや、クロハラアジサシではないかとファインダーから覗いてみると、まさに、クロハラアジサシでした。

クロハラアジサシは、ユリカモメよりずっと小さくて(クロハラアジサシ全長26cm、ユリカモメ全長41cm)可愛いアジサシです。

このクロハラアジサシは、ここで休憩しているようです。長い間、この杭にとまったまま動きません。


最初はキヤノンEOS7DMark IIに EF-70-200mm F4L IS USM (1.4倍テレコン付)レンズを装着して撮影していましたが、このクロハラアジサシがずっと動かないので、小雨の手賀沼の景色の試写をするつもりで用意した、いつもは、旅行用に常用している、TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)にレンズ交換をした途端、間が悪く、もう一羽小さな鳥が飛んで来ました。

やむなく,このTAMRONのズームレンズの300mm側で飛んでる鳥を狙いました。

一度、空中でピントと露出をロック・オンした筈でしたが、2枚くらいはピントがきていましたが、その後は杭にとまる間際までピンボケになってしまいました。

このレンズで撮った写真は少し不明瞭ですが、この小雨の中の撮影ではやむを得ないので、晴天ならば、このレンズでも、飛ぶ鳥を撮ることはできそうな気もしました。

旅行用には小型のズーム・レンズなので景色と鳥の撮影に重宝することでしょう。

杭の羽を広げた写真からは、ピントが来ました。

この鳥もクロハラアジサシでした。ひょっとしたら番(つがい)なのでしょうか?

クロハラアジサシは旅鳥だそうですから、この手賀沼で越冬してくれるとうれしいですね!

今度は、この鳥が飛ぶのに備えるために、レンズをキヤノンEF-70-200mm F4L IS USM (1.4倍テレコン付)に装着し直しました。

レンズを交換した直後に、1羽のユリカモメが飛来して、このクロハラアジサシを追っ払いました。クロハラアジサシは隣の鉄の杭にとまりました。これを撮影していると2羽のカモが飛んで来ました。

このカモを撮ったのが運のつきで、その後、クロハラアジサシを撮ろうと、杭をみると、クロハラアジサシは、すでに飛んで姿を消してしまっていました。

前に来たもう1羽のクロハラアジサシのとまっていた杭もみてましたが、こちらも姿を消していました。

今日は、どうもタイミングが悪かったようです。

もう少し頑張ろうかと負ったのですが、雨の中を待機したせいか、身体が冷えたようで、お腹が痛くなってきました。

これは、まずいと思い早々に帰宅しました。これから冬になるので寒さ対策は必要ですね!




以下2枚キヤノンEF-70-200mm F4L IS USM (1.4倍テレコン付)


以下8枚TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)
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以下3枚キヤノンEF-70-200mm F4L IS USM (1.4倍テレコン付)