九十九里海岸の荒波をを避けるように岸辺ちかくにミミカイツブリがやってきました。
ハジロカイツブリは、比較的よく見かけますが、類似種のミミカイツブリはあまり見かけません。ミミカイツブリのほうが冬鳥としての渡来数は少ないそうです。
カイツブリの仲間は日本では5種類(カイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ)観察されています。
ハジロカイツブリとミミカイツブリは、日本で繁殖していないようで、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリも主として北海道での繁殖なので、カイツブリ以外の仲間は、冬鳥と考えてよさそうです。
ミミカイツブリは、冬鳥として海や湖沼、河口などに渡来するカイツブリで、夏羽では目の後方に金色の飾り羽が現れ、まるで耳のように見えるのが名の由来といわれていますが、私は冬羽しか見たことがありません。
ミミカイツブリが珍しく近くに来てくれたので今回はラッキーでした。
参考のために、ミミカイツブリだけでなく、それ以外のカイツブリの仲間とその撮影場所も掲載します。
ミミカイツブリ(冬羽)(九十九里海岸)
参考:類似種ハジロカイツブリ(銚子漁港)
参考:カンムリカイツブリ(手賀沼)
参考:アカエリカイツブリ(銚子漁港)
参考:カイツブリ(手賀沼)