なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

九十九里海岸のミミカイツブリ

九十九里海岸の荒波をを避けるように岸辺ちかくにミミカイツブリがやってきました。

ハジロカイツブリは、比較的よく見かけますが、類似種のミミカイツブリはあまり見かけません。ミミカイツブリのほうが冬鳥としての渡来数は少ないそうです。

カイツブリの仲間は日本では5種類(カイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ)観察されています。

ハジロカイツブリとミミカイツブリは、日本で繁殖していないようで、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリも主として北海道での繁殖なので、カイツブリ以外の仲間は、冬鳥と考えてよさそうです。

ミミカイツブリは、冬鳥として海や湖沼、河口などに渡来するカイツブリで、夏羽では目の後方に金色の飾り羽が現れ、まるで耳のように見えるのが名の由来といわれていますが、私は冬羽しか見たことがありません。


ミミカイツブリが珍しく近くに来てくれたので今回はラッキーでした。

参考のために、ミミカイツブリだけでなく、それ以外のカイツブリの仲間とその撮影場所も掲載します。



ミミカイツブリ(冬羽)(九十九里海岸)

参考:類似種ハジロカイツブリ(銚子漁港)

参考:カンムリカイツブリ手賀沼

参考:アカエリカイツブリ(銚子漁港)

参考:カイツブリ手賀沼