家の近所の空き地にヒメオドリコソウが咲いていました。
ヒメオドリコソウは明治時代にヨーロッパから渡来した一年草の帰化植物です。
ふと、気がつくといつの間にか群生していて、葉と花の色が似ているホトケノザやナズナなどの他の雑草を駆逐しているようです。
この草花は、あちこちに進出していて道端や空地、畑などのありふれた雑草として知られています。
早春になると、茎の上部の葉のわきに放射状に並んで、明るい赤紫色の唇形の花がいっせいに咲きます。
これらの小さなピンクの花は可憐で、その花言葉「愛嬌」は、踊っているような明るい赤紫色の花の愛らしさにつけられているとのことです。
「春風に 吹き出し笑う 花もがな) (松尾芭蕉)
意訳ー春風が吹いている春のさかり。こういう日にはパッと咲く花があったらいいのになぁ。「噴出し笑う」は春の花の開花を表す決まり文句。
オリンパス ミラーレス一眼 OM−E E−M1(パワーバッテリー・ホルダー HLD−7付).ズーム・レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II で撮影