「さくら花 ちりかひくもれ 老いらくの
来むといふなる 道まがふがに」
(意訳)
桜の花よ、雲が覆(おお)うように、あたり一面に、散り乱れておくれ。「老い」がやって来る道が分からなくなってしまいますように。
Wikipediaによれば、オオシマザクラは、関東以南の島嶼の海岸沿いから山地にかけて多く生育するとのことで、特に伊豆諸島に多く、和名の由来となっているそうです。伊豆半島、房総半島にも自生するが、製炭のため持ち込まれたものと言われているようです。
この桜は谷津自然観察センターの前にある桜です。
この桜のネーム・プレートに「葉は桜餅に使う」と書いてありました。
「世の中に 絶えて桜のなかりせば
春の心は のどけからまし」
(意訳)
この世の中に、桜というものがなかったら、いつ花が散るのか気をもまないで済むのでので、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに!
キヤノンEOS 7D Mark II+ タムロンSP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USDで手持ち撮影