なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

抱卵中のコブハクチョウ

手賀沼周辺では、4月から5月にかけて、コブハクチョウたちが抱卵(ほうらん)する時節です。このコブハクチョウも釣り人のいるような場所で抱卵しています。
通りがかりの人から「丸見え」のところに巣をこしらえて、平気で抱卵しています。

人の近くの場所が、敵に襲(おそ)われない安全な営巣地(えいそうち)なのかもしれません。

コブハクチョウは、巣の中で懸命に頑張って抱卵しています。

もうすぐかわいい子供たちが誕生(たんじょう)することでしょう。



「白鳥は 白き夢みる 大虚(おおぞら)の 

    空(くう)や夢みる いづれ漠々(ばくばく)」 

      (齋藤 史(さいとうふみ) 歌集「風翩翻(かぜへんぽん」より) 





参考:
去年撮影した手賀沼コブハクチョウの親子