台風6号が接近中で、その前兆か?本日(5月12日)も風が強く、手賀沼も波が荒れ狂っていました。
県立手賀沼公園の石段の岸辺にも波が押し寄せてきています。
「こんな日には鳥もあまり飛ばないなぁ」などと考えていたら、なんと、スイスイと何羽も飛んできました。
びっくりして、よく見てみると、ツバメたちです。
さすがにツバメですね。こんな強風もなんのその すばらしい飛翔力です!
ツバメは湖上から、反転しながら、広場の方向に飛んでいきます。
広場は風下になり、風が巻き上げる「砂ほこり」でかすんでいます。
そこで、広場に行ってみるとツバメが2〜3羽飛んでいます。
すこし遠いのですが、それらのツバメを撮影していたら、突然、もう1羽のツバメが、目前の「砂場」に降り立ちました。
何故(なぜ)か?キョロキョロしています。
とても可愛いツバメです。まるで「ぬいぐるみ」のようなツバメです。
でも、その場所では、何もしないで、すぐに飛び去ってしまいました。
一瞬のことでした。
飛ぶことが得意なツバメですが、あまりに風が強いので、不時着したのかもしれません。
ツバメが飛び去った後は、風がビュービューと音をたてているだけになりました。
「あそぶとも ゆくともしらぬ 燕(つばめ)かな」 (向井去来)
「わが重き こころの上に よろこびの
まぼろしなして 燕飛べるも」
(窪田空穂)