なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼で囀るホオジロ

どんよりとした曇り空の下、手賀沼の「ハスの群生地」で爽やかな鳴き声が聞こえます。

「一筆啓上仕り候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」などと「聴きなし」される複雑な囀りのホオジロです。

辺りは雲の厚みが増して暗くなってきました。

かなり蒸し暑く不快指数が高い中でもホオジロは、朗らかに囀っています。

薄暗い梅雨の手賀沼でも頑張って囀っているホオジロです。


「頬白(ほおじろ)や そら解けしたる 桑の枝」    (村上鬼城