「 妾(しょう)住んで 花白粉(おしろいばな)の 垣根かな 」 (正岡子規)
近くの家の垣根でオシロイバナが咲いていました。
オシロイバナは、子供の頃には、あちこちで見られた、ありふれた花だったのですが、最近はあまり見かけません。
久しぶりに見かけたので、立ち止まって眺めていたら、小さな蝶がとまりました。
シジミチョウのようです。ヤマトシジミかもしれません。
小さな花に小さな蝶がとまって吸蜜しています。
まだ、梅雨の明けない、蒸し暑いこんな朝でも、ささやかな命が、目立つことなく、懸命に生きているのを知りました。