なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

オシロイバナとシジミチョウ

「 妾(しょう)住んで 花白粉(おしろいばな)の 垣根かな 」  (正岡子規


近くの家の垣根でオシロイバナが咲いていました。

オシロイバナは、子供の頃には、あちこちで見られた、ありふれた花だったのですが、最近はあまり見かけません。

久しぶりに見かけたので、立ち止まって眺めていたら、小さな蝶がとまりました。

シジミチョウのようです。ヤマトシジミかもしれません。

小さな花に小さな蝶がとまって吸蜜しています。

まだ、梅雨の明けない、蒸し暑いこんな朝でも、ささやかな命が、目立つことなく、懸命に生きているのを知りました。