なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

利根川土手上空を飛ぶツツドリ

利根川の土手の上空をツツドリが飛んでいます。

遠くから見ているとツバメのように直線的に飛んでいきます。

利根川を堤防で分離した河川敷に桜の疎林が続いています。

この河川敷は川に沿っているため細長い桜の林になっています。

その縦長の餌場(えさば)を直線的に移動するため、ツツドリたちは、利根川土手上空を飛行経路としています。

ツツドリは、軽やかに飛行して、彼方の桜の林の先端に飛び去っていきました。



「をちこちに 啼(な)き移りゆく 筒鳥(つつどり)の 
さびしき声は 谷にまよへり」 

                      (若山牧水