なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

赤とんぼ

手賀沼遊歩道脇の棹(さお)に赤とんぼがとまっています。

赤とんぼの代表アキアカネのようです。

秋の高い青空と赤とんぼ!

いよいよ秋ですねぇ〜!


「生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉(あかとんぼ)」 (夏目漱石


この俳句は、夏目漱石が、明治43年8月24日、修善寺で胃病を悪化させ、漱石の「修善寺の大患」と呼ばれている大病を患(わずら)った後、奇跡的な回復をみせ一命をとりとめ、命の尊厳(そんげん)を詠(よ)んだ一句として有名です。

アキアカネの赤い姿と天高い虚空(こくう)を見ていると、そんな気持ちになるのかもしれません。