なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

水に飛び込むユリカモメ

11月13日、手賀沼公園の杭にとまるユリカモメは1羽だけでした。

杭にとまっていたユリカモメが突然、飛び立ち,水の中に頭を突っ込んでいます。杭の上から目ざとく小魚でも見つけたのでしょうか?

ユリカモメは、水面上にひらひらと舞い降り水上から小魚などをくわえとります。

このユリカモメは魚に逃げられたのか?頭を上げて舞い上がり再度、頭を突っ込みました。

口に咥(くわ)えるほどの魚ではなかったので、すぐに飲み込んでしまったのか、それともまた魚に逃げられたのか分かりませんがユリカモメはその後も水の中に浮いています。

現在ユリカモメの群れはこの公園には来ていませんが、このユリカモメはここで越冬するつもりのようです。



「嘴(くちばし)と 足と赤きといひし業平(なりひら)の 
                昔おもほゆる 都鳥かも」  (正岡子規