正月二日の手賀沼は,よく晴れ風もおだやかで湖面も波静かでした。
ミコアイサの雄が、一羽、湖面にぽっかりと浮かんでいました。
そのまわりに他の水鳥はいませんでした。
青い湖面にモノクロのミコアイサが映えてとても綺麗です。
このミコアイサは、水にもぐったりしていましたが、突然、飛び立ちました。
脚で何度も水を蹴立ててかなり長い助走をしています。
残念ながら、ミコアイサは、こちらに近づかないで遠くに飛び去っていきました。
実は、年の暮れに手賀沼に何回かミコアイサを撮影に出かけたのですが、見つけることができませんでした。
それなのに、年明け2日目に出会えるとは❗
手賀沼からのお年玉なのでしょうか⁉。
「冬いまに 居つく秋沙鴨(あきさ)が
波切りの 汭渚(うちす)の潟に 数寄る見れば」
北原白秋 「夢殿」