なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

水しぶきを上げ魚を見事に捕らえて飛び上がる新春のカワセミ

正月三日、箱根駅伝で地元の中央学院大学のシード確定をテレビで観た後,カメラを持って手賀の丘公園に行ってみました。

手賀の丘公園の池にいつもいるカワセミなのですが、ずっとご無沙汰していましたので、久しぶりの再会です。

このカワセミは、とても元気で何度も何度も魚とりをしていました。

お正月なので、単にカワセミの姿を撮影するだけでなく、水から魚をくわえて飛び上がる瞬間を撮影しようと狙ってみました。

カワセミは、魚を捕る名人で、高所がら頭からダイブして水にもぐり元の位置に戻る時間は数秒であり、水に潜って魚をくわえて水面に姿を現す時間は1秒ほどの瞬間です。

カワセミが飛び出す瞬間から連写して、まあ、なんとか撮る事ができました。

水しぶきを上げ魚をくわえて飛び上がったカワセミは、とまり木にとまって魚をくわえたまま、魚の弱るのを待っているようです。

カワセミは、木の上で反転したりして時間かせぎをした後、魚を飲み込んでしまいました。

まだ、このカワセミは、お腹一杯ではないようで、再度、チャレンジしようとしています。

私は、目標を達成できたので、この続きを撮影しないで、この場を離れました。



翡翠(かわせみ)や  魚得てかへる もとの枝」(酒井抱一