なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

ホオジロと最後の一葉

枯れ木に最後の一葉が残っています。

「最後の一葉」で思い出すのは、オー・ヘンリーの短編小説「最後の一葉」(さいごのひとは、原題:The Last Leaf)です。

その内容は

「重病におかされ絶望していた病人が、昨日の嵐に耐えた「最後の一葉」を見て、生きる希望を見出して回復する物語です。

でも、その「最後に残った一葉」は隣の老画家が「画いた絵(最高傑作)」だったのです。」


「希望は人を成功に導く信仰である。希望がなければ何事も成就するものではない。」

                           (ヘレン・ケラー


そんなことを考えていると「希望の一葉」のある疎林にホオジロがとまりました。

このホオジロは、寒い冬の今「春が訪れる希望」を持って耐えているように感じました。