雑木林の枯れ木にカワラヒワがふわりとやってきました。
青い空にくっきりと映えてカワラヒワも捨てたものではありません。
よく群れで行動するカワラヒワを見るのですが、今日は一羽だけです。
このカワラヒワは、堂々としています。
毅然と青空に立つ気品も感じます。
「あすがすばらしい日だといけないから、うんと休息するのさ…」
(I need plenty of rest in case tomorrow is a great day.).
と言わんばかりに、この枝で長時間、一休みしているようでしたが、ふと目を離すと、いつの間にか飛び去っていませんでした。
注)スヌーピー(Snoopy)は、アメリカの漫画家、チャールズ・モンロー・シュルツが1950年から書き始めた漫画『ピーナッツ』に登場するビーグル犬。
喫茶去:若き日のマゼール指揮の「くるみ割り人形(抜粋)」を聴く
今日は、久しぶりに以下の管弦楽曲を聴いてみました。
チャイコフスキー:バレエ音楽《眠りの森の美女》から
ロリン・マゼール指揮 ベルリン放送交響楽団
録音 1967年
チャイコフスキー:バレエ音楽《くるみ割り人形》から
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮 コンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
録音 不詳
[ Cocert Hall Society : CHS0102 ]
かつて世界最大のレコード通販会社として君臨したコンサートホール・ソサエティ(CHS)という組織がありました。スイスを本拠地として、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、日本などに販売拠点をおいていました。
日本では、大手通販会社の日本メールオーダーが代理店として販売していましたが残念ながら経営に行き詰まり、70年代前半くらいに解散してしまいました。
私もこの通販の会員になっていた時もあり、このCDはいつ購入したかの記憶もほとんどないのですが、去年の暮れのお掃除の時にふと目に付いたので今日になって聴いてみたのです。
もう亡くなってしまった若き日のマゼールのとても元気な演奏を聴く事ができました。
当時、30歳代のマゼールは、ベルリン放送交響楽団を手兵にしていて注目の指揮者でした。
この演奏はとても若々しく溌剌とした素晴らしい演奏です。
チャイコフスキーの明るいバレー音楽を見事に表現した新進気鋭の指揮者にふさわしい名演です。
マイナーな廃(すた)れた音源でも、今になって聴いてみると、なおさら感動することもあるのですねぇ〜。