なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

荒川から飛び立ち、旋回して、着地するハクガン

3羽仲良く荒川に浮かんで遊んでいたハクガンたちは、水を蹴立てて一斉に飛び立ち、あたりを旋回して荒川の河川敷に着地しました。

ハクガンたちは河川敷に生えているシロツメグサなどを食べるために降り立ったのです。

この河川敷は、彼らの餌場であり、荒川は水のみ場や遊びの場なので、草を食べるのに飽きると水に入り、のどを潤(うるお)し、時には水浴びをして羽繕いなどをしたり、遊んだりして、またそれに飽きると川に移動して過ごします。

また、荒川は彼らを保護する場所でもあるので、河川敷に犬などが近づくと、すぐに荒川に逃げ込みます、

3羽のハクガンは、もうここで、5ヶ月近く生活しているので、もうすっかりこの自然環境に慣れ親しんで楽しく暮らしているようです。

ずっとここに居てくれたらいいのですが・・・



「花よりも 団子やありて 帰る雁」   (松永貞徳)


(意訳)こんな花盛りなのに雁が帰ってしまいます。向こうにはおいしいお団子があるんですね。