ヤマヒバリの出ていた場所には,ツグミ、カヤクグリ、カシラダカがよく現れました。
餌が少ない今、餌が食べられる場所はそれほど多くはありません。
カシラダカが斜面の枯葉の近くに現れました。
冬羽のオオジュリンとかホオジロとカシラダカはとてもよく似ていますが、出てくる場所や頭の形やお腹の模様で違いを見つけます。
この鳥は冠羽があるしお腹が白いのでカシラダカのようです。
カシラダカは冬場の山里でよく見かけます。
小さな群れを作ることも、また100羽以上の大きな群れを作ることもあります。
この場所では数羽が越冬しているようです。
斜面の枯葉の間や地上に降り立って既に枯れた草の実や、地表に散らばる実を啄ばんでいます。
カシラダカは、かなり警戒心が強いので人影を見ると直ぐに飛び去るものですが、ここのカシラダカは、人がいても逃げないで餌探しに夢中でこの周辺を飛び回っていました。
[落ち葉より 顔のぞかすや かしらだか」 (水谷春草)