なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

畑に舞うキアゲハ(春型)

放置している畑には、タンポポが咲き乱れています。

たくさんのモンシロチョウが飛び回る中に少し大きめの蝶も飛んできました。

鮮やかな黄色の目立つキアゲハ(春型)のようです。

キアゲハは年4回発生するそうで、最後のサナギは、畑などで越冬するようです。

冬は餌が少なく大きくなれないので夏の頃のキアゲハより小さくなるそうです。

その春型のキアゲハが、タンポポの生えている傍の草の上に跳んできました。

飛んできたキアゲハはこの草がお好きなようで、この草の上を葉っぱを独り占め(ひとりじめ)しそうにホバリングしていました。

キアゲハは長い間ホバリングしていましたが、飛び去っていきました。

春うららの眠たくなるような我孫子市の畑です。


「麗(うらら)かや 松を離るゝ 鳶(とび)の笛」

             (川端茅舎)