放置している畑には、タンポポが咲き乱れています。
たくさんのモンシロチョウが飛び回る中に少し大きめの蝶も飛んできました。
鮮やかな黄色の目立つキアゲハ(春型)のようです。
キアゲハは年4回発生するそうで、最後のサナギは、畑などで越冬するようです。
冬は餌が少なく大きくなれないので夏の頃のキアゲハより小さくなるそうです。
その春型のキアゲハが、タンポポの生えている傍の草の上に跳んできました。
飛んできたキアゲハはこの草がお好きなようで、この草の上を葉っぱを独り占め(ひとりじめ)しそうにホバリングしていました。
キアゲハは長い間ホバリングしていましたが、飛び去っていきました。
春うららの眠たくなるような我孫子市の畑です。
「麗(うらら)かや 松を離るゝ 鳶(とび)の笛」
(川端茅舎)