なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

手賀沼遊歩道の紫陽花

手賀沼遊歩道に早くも紫陽花(あじさい)の花が咲いています。

2016年の関東の梅雨入りは6月4日頃から6月11日頃の間くらいになりそうとの噂もあるようです。

アジサイは、梅雨のころの代表的な花で、日本原産の花なのですが、花の色がいろいろ変化するので、「移り気な花」と思われて、平安時代には、ほとんど詠(よ)まれていないようです。

万葉集にも二首しかないそうです。

そのうちのおめでたい歌を以下に掲載します


「あぢさゐの 八重咲くごとく 弥(や)つ代に
          をいませ我が背子 見つつ偲はむ」

           (橘諸兄  万葉集

意訳: あじさいが幾重にも群がって咲くように変わりなく、いつまでもお健やかでいてください。わたしはこの花を見るたびにああなたを思い出しましょう。


今は、白い花ですが、今後、どう変化するのでしょう?