なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

笹川上空を舞うセッカ

千葉県笹川の利根川のヨシ原上空を「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と声高に鳴きながら上に上にと舞い上がって、大きく羽を広げてさらに囀る鳥を見つけました。

千葉県では絶滅寸前または絶滅危惧種(絶滅危惧I類、CRまたはEN)に指定されているセッカです。

このヨシ原の近くでは、スズメより少し小さい全長13センチのオオセッカも共生しています。

オオセッカという名前からセッカよりずっと大きい鳥のように思えますが、実はセッカも全長13センチなので、ほぼ同じ大きさなのです。

先ほど囀り飛翔したオオセッカは、ヨシ原を低く飛び直ぐにヨシ原に潜ってしまったのですが、このセッカは高く高く舞い上がって囀り、先ほどオオセッカが舞い降りた場所に隣接する左側のヨシ原に舞い降りました。

こんなに縄張りが隣接していてもいいのでしょうか?少し気になりますねぇ〜。

喧嘩しないで仲良く共生してくれるといいですね。










参考:以前撮影したセッカの写真です。