なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

印旛沼のヨシ原に下りるアオサギ

アオサギ印旛沼のヨシ原近くを飛んでいます。

そのうちヨシ原の中に姿を消しました。


雨のやどりの無常迅速       
「昼ねぶる 青鷺の身の たふとさよ」  (松尾芭蕉


意訳:「にわか雨に雨宿する間でさえ、世の中は人を待たず速やかに移り変わってゆく。」と詠んだ前句に付けた芭蕉の句です。

 明るい昼に、じっと動かずに眠る青鷺の身の上の、なんと尊いことか!

只管打坐(しかんたざ)(ひたすら座禅すること)の心境をアオサギに託して呼んだ句のようです。