なかなかなかね野鳥と自然の写真館

疾風怒涛の時代が過ぎ去っていきます。私たちがその中で、ふと佇む時、一時の静寂と映像が欲しくなります。微妙な四季の移ろいが、春や秋の渡りの鳥たちや、路傍の名もない草花にも感じられます。このブログは、野鳥や蝶、花や野草、四季の風景などの写真を掲載しています。

再掲:ダイゼン飛翔

今回も、以前の8月に掲載した「ダイゼン飛翔」をそのまま再掲しますが、喫茶去の内容は本日記載のものです。


ダイゼンが、干潟を少し歩いて立ち止り、じっと立ちつくしています。時々、嘴を突き出してゴカイなどをつまみあげます。突然飛び立って、近くの場所に移動しています。ダイゼンやムナグロは、大型のチドリですが、白黒のはっきりしたのがダイゼンです。

「浦風にまた舞ひ戻る千鳥哉」(正岡子規


喫茶去:なつかしの古時計


本日、10年以上放置していた引き出しから、茶色い革ベルトの腕時計が出てきました。

この時計を何時買ったことも何故買ったのかもすっかり忘れていて、手巻きの時計のようなので捨てようかと思いながらネジを巻いてみると、突然、アラームが鳴り響きました。

この音で途端に思い出しました。この時計は、2001年まで生産された復刻腕時計クリケットであることを!

この時計は20年ほど前に購入したレビュートーメン社の復刻アラーム腕時計だったのです。この時計はプレジデント・ウォッチとも言われるアンティーク時計です。

アメリカの大統領のトルーマンアイゼンハワーなどの大統領の就任祝いに贈られた時計であり。腕時計に最初に搭載されたアラーム付時計だったのです。

内蓋をハンマーで叩いて増幅するアラーム音がコオロギの鳴き声に似ていたためクリケットという名前の愛称があてられています。今のアラームの電子音にくらべて、アナログ音で聞こえるその音は、とても風情があります。

この時計は買ったまま、本棚の引き出しに入れっぱなしにしてあったため、ほぼ新品同様なので、革ベルトもオリジナルのまま綺麗な状態でした。

当時は。カルティエのサントス・ウォッチやロンジンのキャリーバー30chクロノグラフ、オメガ・コンステレ―ション、グランドセイコーIWCクォ―ツ、ロレックス・シ―マスター等を気分で替えて使っていたので、この時計は、忘れ去られてしまっていたのです。

今は。腕時計はしないで、スマホの時計で代用しているのですが、何故か昔の手巻きの腕時計もいいものだと感じてしまいました。

時間の進み具合も正確に刻んでいるので、また、使ってみようと思っています。

久しぶりにロンジンの手巻きのクロノグラフも健在なので交互に使ってみようと思います。

アナログの腕時計も忙しい現代には一抹の清涼剤かもしれません!